Offisnail Contact+ α005-3
OffisnailさんのOffisnail contact+ α005-3をテスト継続中...
1)SBMローミング
設定値
国際電話機能:使用する
規定の国:日本
現在地指定:自動(米国)
日本電話番号 | あり | +81 (90)123456678 | +819012345678 |
なし | (090)12345678 | +819012345678 | |
米国電話番号 | あり | +1 (234)5678912 | 12345678912 |
なし | 12345678912 | +811234567812 |
「+」文字は現在地の「国際電話発信時のプリフィックス」を指定すれば変換されます。
米国電話番号国番号なし以外はきちんと発信可能です。
米国電話番号国番号なしは、現地で収集した電話番号などを記録として取っておく場合には、まず発信または着信→連絡先にないため、登録するか聞いてくる→そのまま登録すると国番号は入らない(Offisnail Contact+または別途母艦Outlookであれば編集可能。WM OS標準は不可...)→その後発信しようとすると+国番号が入ってしまい問題となります。
2)現地SIM
設定値
国際電話機能:使用する
規定の国:米国
現在地指定:自動(米国)
日本電話番号 | あり | +81 (90)123456678 | +819012345678 |
なし | (090)12345678 | 09012345678 | |
米国電話番号 | あり | +1 (234)5678912 | 12345678912 |
なし | 12345678912 | 12345678912 |
「+」文字は現在地の「国際電話発信時のプリフィックス」を指定すれば変換されます。
ローミングの時と同じく、国番号のない電話番号で自国外への発信に問題が出てしまいます。
連絡先のデータを作る場合、すべてのデータに国番号を付加するか、自国をどこにするのかを決めておかないと、今回のようにデータ上、自国が2つ(以上)ある場合、どちらかで問題が出てしまいます。
連絡先のデータを国番号データの有無を判断した後、
- 国番号データがない場合
- 電話番号の最初の桁の数字を強制的に取り除く
- 規定の国と現在地が同じ場合、「国内電話発信時の国番号の変換」の数字を付加
- 違う場合には、「国際電話発信時のプリフィックス」の数字と国番号を付加
- 国番号データがある場合
- 規定の国と現在地が同じ場合、国番号データを「国内電話発信時の国番号の変換」の数字に変換
- 違う場合には、国番号データの"+"を「国際電話発信時のプリフィックス」の数字に変換
という処理が可能であれば、上のケースで国番号データがなく規定国と現在地が違う場合に付加する国番号をどうやって判断するのかが、今回の私のように2カ国なら規定国の国番号を強制的に付加すればいいので可能ですが、3国間の場合は国番号を電話番号のデータだけから判断できない(たとえば私が日米以外の国へこの連絡先データで出かけていって、日本にかけているのか米国にかけているのかがデバイスは電話番号だけでは判断できない)のでやはり問題になります。
いずれも問題の出るケースは国番号のない電話番号を異国から電話/SMSする場合ですので、国番号をまめに入力するか、発信番号を発信前に確認するか、等の自己努力は必ず必要にならざるを得ませんね。
それでも、国番号がきちんと入っていれば、自動で現在地を把握した後でプリフィックスの付加や国番号の変換をOffisnail側で行ってくれるので、自分がどこにいるのかをさほど意識しなくてもいいというのはすばらしいアプリです。
また、常にいろいろな国間を移動する人は、上のような問題が発生しますが、そういう人は、そもそもマメに国番号を入れているはずです(^^ゞ
国番号さえ入れていれば、自国内でOffisnail Contact+はその変換を行ってくれるので、問題は出ないはずです。
米国時間本日午後帰国となるため、今回の実地テストはこれ以上難しくなってしまいましたが、Offisnailさんの素早い対応で楽しいテストができました(^-^)
文尾ですが、Offisnailさん、すばらしいアプリをありがとうございますm(_ _)m
また気づいたことがあれば連絡させていただきます。