通路側の席に課金?<ノースウエスト航空>

チャプターイレブンで会社更生中のノースウエスト航空ですが、Yahoo(日本)のニュースにこんな記事が載っていました。

米航空会社が通路側の席に課金?新たな収入源求めあの手この手

 [シカゴ 14日 ロイター] 原油価格の高騰による燃料コスト上昇と業界内での競争激化を受け、米国の航空会社では新たな収入源を探して躍起になっている。ノースウェスト航空では、通路側および非常口横の座席指定に追加料金を設定しようとしているもようだ。
 既に米航空各社の中には機内食や電話予約に追加料金を設定しているところもあるが、快適な空の旅につながるさまざまなサービスに対する課金の動きは拡大傾向にあり、専門家からは荷物を預けるにもお金がかかるようになるのでは、との声もあがっている。

普通通路側の席を選ぶ私にとって、また途中下車無し+乗り継ぎ一回で日本のとある空港と行き帰りが出来るノースウエストは一番便利な(でもマイレージは他)航空会社なのですが、どうなってしまうのでしょう。

アメリカの航空会社の抱える問題は自動車会社の不振と根っこは同じ、つまり社会体制自体に問題があるのではないかと思っています。

  • 燃料の値上げはいい意味で資本主義の極端な例で、昨年のハリケーン後のガソリンの値上がりがいい例です。「××が上がったから価格も上がる。嫌なら売らない」というのは、よくある話です。
  • 強い組合も共通してますよね。先日の出張者も「人の都合がつかない」という理由で、何時間も待たされたようです。

それよりも、並でない肥満の人が昔の王様のような荷物を預けるところからバランス取れないものでしょうかね。追加料金とはそういうものなのではないかと思います。荷物は追加料金制度はありますが増額分を増やすとか、体重は金属探知機を通るときに課金するとか。

本当は社会体制を変えるのが一番効果的なのですが、この国では無理でしょうね。