珍道中記

マイナス40度の世界から1,600km(1,000マイル)を2日間で移動する計画でした。
出発した日(2月14日)
スノーストームの予報にも関わらず出かけたのですが、家から出て30分もしないうちに降り始めました。


その後、高速走行中(60〜70kmくらい?)の右カーブでタイヤのグリップをなくしてしまい、追い越し車線(もちろん左側)の壁にぶつかりそうになりました。
ぶつかる前にグリップが戻って事なきを得ましたが、ホントだめかと思いました。


気をつけて運転していくと雪と氷はひどくなるばかり。スピードは出せないのでTOMTOMの中継地点への到着予定時刻は遅くなる一方...orz


そのうちに雪がひどいところで大渋滞。
結局ここで3時間一歩も動けませんでした。仕方がないので、音楽を聴いたり、Treo/Uniで遊んだり、どうぶつの森をやったりして時間をつぶしました。


その後動き出したかと思ったらまた渋滞。
そこでなぜか巡回中のポリスマンに声をかけられ、曰く「今日はインターステート(高速道路)を閉鎖したから、その辺で休んで翌朝道路の状態がよくなってからにしなさい」との忠告をもらいました。

ごらんのとおり、とても高速道路とは思えません。


警官の忠告の方ですが、この忠告に従おうとしたのですが、前のトレーラーがどんどん先に進んでいきます。後に付いていくと、そこで今回最大の渋滞...
朝早かったですし、動きそうにないので車中で仮眠をとりました。荷物満載の車中ではリクライニングもできないので、まるで飛行機のエコノミーシートでした。一つ違うのは、外が氷点下で、ガソリンを節約するためエンジンを切ると寒くて30分も寝ていられないということです(^^ゞ
結局これを2回くらいしかできなかったので、ほとんど寝ていません。そして、最初予定していたホテルにもたどり着けませんでした。


そして翌朝(今朝)7時くらいにやっと動き出しましたが、その道は圧雪路のため、スピードが出せません。またアイスバーン化しているところも多々あります。そんな道を前の車に一生懸命ついて行きました。

そのうち午後走ったところは道路がよくなり、通常の高速走行ができるようになりました。


そして、出発から実に36時間半後、ほとんど寝ることなく車中で過ごして最終目的地に着きました。
最終目的地が暖かいのに感動しました。