バンド数の違い?
上のエントリでハードリセットしたi780をみて、今回の現象の原因がわかったような気がします。
ハードリセットして、VFJPでローミングしているi780はT-Mobile USAの電波(GSM1900)を、Treo750vはat&t(=Cingular)の電波(GSM850 or GSM1900)を掴んでいることを表示しています。
一方i780はGSMは800、1800、1900のトライバンド*1、Treo750のGSMは800、850、1800、1900のクァッドバンドです。
そのため、 Cingularの850の電波が強い?この地区では850を掴めないi780はT-Mobileを掴んでしまい、結果としてCingularのSIMを差しても帯域が合わず接続できていないのではにでしょうか?そう考えると、納得できる結果です。
以前、ここに日本のケータイを持ち込んだときも、at&t(=Cingular)ではなくT-Mobileまたはローカルなキャリアの電波を掴んでいたので、十分に考えられる結果です。
試しに既に期限切れとなってしまっているT-Mobile USAのSIMを差してみたところ、使えないことに変わりはありませんが、「No Service」ではなく「Limited Service」と表示されるので、T-Mobileの電波自体は掴んでいるようなのでほぼ間違いないのではないでしょうか?
ということは、逆に米国でトライバンドのi780を使って、CingularのSIMであちこち移動するのはあまり得策ではないということがいえます。
素直に、TreoにはCingular、i780にはVFJPのSIMを差す運用の方が現実的といえます。
そうすれば、きちんとローミングして電波を掴んでくれます。
それもこれも、世界標準ではない規格を使っている米国キャリアと日本のDとAが...(ry